- どこで差がつくのか
- 何故、新卒カードが重要か
- 転職にも関係する
- エージェントに騙されるな!!
- まとめ
1.どこで差がつくのか
就活を既に始めた人、これから始めようと考えている人に伝えたい事があります。
それは新卒カードと言うチートアイテムを持っていると言う事を自覚して欲しいと言う事です。
新卒カード程、自分の市場価値にレバレッジを掛けることの出来るものは他にないと思います。
もちろん、学歴フィルターなど一部の高学歴層が圧倒的に有利な会社もありますが、ほとんどの会社は大学のレベルと関係なく、採用を行っています。
では、何故、採用実績大学で高学歴が占める割合が大きいのか。
それは単純に就活に対する意識の高さと事前準備の差によるところが大きいです。
東京周辺に住む友達と去年の11月頃に遊んだ時に、就活の話になりました。
既にいくつものインターンに参加している友達が何人もいて、やりたい仕事を明確にし、その為に活動していました。
その当時、就活の「し」の字も知らなかった無糖は当然、周囲でも就活をしている友達は全く存在せず、二週間の夏インターンに参加した友達が一人いただけの無糖は
「就活はまだ早くない?」
と素直に聞きましたが、返された答えは、既に就活は始まっているというものでした。
その二日後、東京に行くついでに何となく申し込んだ1dayのインターンシップに参加しました。
今思い返せば、そこまでレベルの高いGDではありませんでしたが、当時の無糖には周りにいる学生全員が上に見え、本当に同年代なのか、と疑った程です。
そしてやはり、高学歴と言われる学生程、就活を早くから始め、GDなど場数を踏んでいるという事でした。
その場では危機感を募らせましたが、喉元過ぎれば暑さ忘れると言うべきか、大学に行くと周りはでは相変わらず、就活の話題すら出ない環境。
就活の話題を出すどころか、12月頃にSPIの問題集を解いていると
「意識高いなw」
と言われ、周りが就活を意識し出す3月、4月に無糖が受ける企業を言うと、一言目には
「無理だって」
と言われていました。
高学歴と言われる層とは周囲の環境で既に差がついていたのです。
考えてみれば、当たり前の事です。
無糖が将来の事を真剣に考え、行動するような人間であったなら、今よりいい大学にいるだろうし、無糖の周りにいる人間もそんな人が多いのだと思います。
そういう人たちが集まった結果、就活はまだ先だと言う空気が醸成され、少しでも就活に対する意識が高い人間がいれば、足を引っ張るし、現状の異常さに気付かないのです。
逆に、就活を早期から始める文化のある大学であれば、特に何も考える事なく、
「周りが始めたからなんとなく、就活始めた」
っと言うように、早期から就活準備を始る事が出来、新卒市場に置いて先行者利益を享受する事が出来るのです。
2.なぜ、新卒カードが重要なのか
そもそも「新卒カード」とは就職市場における新卒の優位性を表す言葉で、紳士卒一括採用が主流の日本では、新卒と言う肩書きがあるだけで就職活動が有利になります。
・・・「新卒」と言う肩書きの為に我々学生は大学に通っていると言っても過言では無い!!( ̄+ー ̄)
(過言です)
しかし、「新卒」か「既卒」か、と言う差は就職留年を選ぶ人がいる程、大きな差があります。
「新卒でいい企業に入れなくても、転職すればいいじゃん」
と考えているあなた!!
就活を始めたばかりの無糖も同じ事を考えていました・・・
後述しますが、転職にもファーストキャリアは影響します!!
その前に、新卒就活と中途採用の違いを簡単に解説します。
同じ就職活動ですが、面接官が見ているところは全然違います。
前者はポテンシャル採用と言って、実務経験やスキルの有無は問われる事なく、人柄や意欲を中心に評価されます。
(無糖はTOEIC無し、資格は普通自動車(AT限定)で超大企業に内定を頂きました)
反対に後者は実務経験・スキルを中心に評価され、前職で余程の実績を残さない限り、転職する事は難しいです。
また、新卒就活では周りの人に応援してもらう事が出来ますが、転職では周囲の人に話す事も出来ず、情報収集も一人で行わないといけません。
新卒採用では研究職以外であれば、基本的に大学で学んだ事や専攻と全く関係の無い業界であっても、熱意があれば採用される事もあります。
しかし、多くの就活生は学科や専攻に囚われ、視野を狭めてしまっています。
それどころか、最初から大手にいく事を諦め、自ら新卒カードを捨てる者も・・・
転職にも影響する
先ほども言及しましたが、ファーストキャリアは転職活動にも影響します。
転職で他業界にいく事は、共通して通用するスキルが無い限り、不可能です。
また、キャリアアップと言う斜め上の転職をする事は難しく、多くの場合、同じ業界の斜め下の転職が多いそうです。
また、新卒就活でよく言われる「大手かベンチャーか」ですが、無糖は断然、大手派です。
理由としては大手からベンチャーにいく事は簡単ですが、ベンチャーから大手にいく事は難しと言われていルカらです。
さらに、ベンチャー企業の創業者や経営層を見ると名だたる企業の出身者が多い事が分かります。
余程のメガベンチャーで無い限り、新卒カードは大手企業に使う事をお勧めします。
誰もが知る有名大手だと、転職活動の時にそれだけで有利になる事もあるそうなので・・・
他にも、大手だと若手に対する教育環境が整っているのでスキルが身につき易く、実力に不安がある学生程、ファーストキャリアでは大手を受けるべきだと言えます。
4.エージェントに騙されるな!!
新卒就活に置いて、就職エージェントが不要な事は投資家として、考えればすぐに分かる事です。
多くのエージェントは学生に無料で就活相談に乗ってくれます。
それはなぜか?
彼らもボランティア精神でやっていません。
ビジネスでやっている以上、商品があって、顧客がいる。
お金の流れがある訳です。
しかし、彼らは学生からお金を取らずに親身にES添削や面接対策をしてくれる。
・・・つまり、学生が商品だと言う事です!!!!!
・・・どこかのホラー映画にありそうな展開ですねw
彼らの売り上げは学生を内定させた企業から一人当たり、数十万で構成されています。
当然、エージェントに依頼している企業は自力では学生を集める事の出来ない企業ばかりです。
エージェントに騙され、新卒カードをドブに捨てた友人を何人か見ています。
本人は就活が終わったと喜んでいるので、考え直せと強く言う事が出来ませんが、皆さんはどうか、騙される事なく、新卒カードを上手く使ってください。
5.まとめ
新卒カードを上手く使う事が今後のキャリアを築く上でとても重要だと言う事が理解出来たと思います。
新卒カードを上手く使う事が出来るかどうかで、生涯年収が数千万変わってきます。
投資をするには支出を抑え、収入を最大限にする必要があります。
生涯年収を最大化する事は投資をする上でとてつも無く、重要です。
最近は副業が解禁され、副業ブームが到来したと言われていますが、やはり、副業前提で就活をするよりも、副業をしなくてもいいような会社を目指すべきです。
そうした会社に就職して、どうしても副業をしたいと思ったら、その時に考えても遅くは無いはずです。
比較的大きな会社である程、残業時間も短く副業に対して寛容な会社も多いので。
新卒就活は自分の市場価値にレバレッジを効かせる大きなチャンスです。
Fランだから、資格を持っていないからと初めから就活を諦めず、早めに準備をして新卒就活市場で先行者利益を思う存分獲得しましょう!!
面接もWebテストも慣れが必要です。
トライ&エラーを繰り返し、新卒カードを最大限有効活用してください!!
Have a good time!


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